こういった仕事をしていますと、色々なお客様の不動産登記簿を拝見するケースが多々あります。
既にお亡くなりされた方のままの名義になっている場合も散見されます。
単純に手続きが面倒だから、やり方がわからないから、税金逃れのために意図的にしていない、など理由は様々です。
そういった中で所有者不明の不動産があまりに多くなりすぎてしまい、特別措置法が施行されました。
高齢化社会になった日本では今後ますます空家が増えていき、相続が発生した際に上記理由などで所有者不明不動産がさらに増えることに歯止めをかけることが狙いです。
街の防犯上でも古く管理されていない空家が増えることは望ましくありませんので・・・。
更には2023年度中には「不動産所有権登記の義務化」も施行予定です。
これは単純に相続発生を知った時から3年以内、住所を変更したときは2年以内に登記変更しなさいよと義務化するものです。罰則は罰金となります。
今までは何もせずとも大丈夫だった不動産管理がそういった状況ではなくなってきます。
心当たりのある方は、登記手続き、売却、管理などお手伝いできますので、ご一報いただければと思います。
かなり気温が上がってきましたので、水分補給忘れずにお過ごしください。
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