まだまだ暑い日が続きます。
夜エアコンが必要なかったのですが、昨晩は久しぶりにONにして寝ました。
季節感は秋を感じますが、気温だけはまだまだ夏真っ盛りです。
信州は夏が秋にスルーパスを出して、冬がパスを受け取ることになりそうです・・・。
サッカー好きなのですいません。
本日は公簿と実測についてです。
公簿とは登記簿のことです。
例えば土地面積200㎡と明記されていたとします。
その横の欄に昭和40年10月10日○○番地から分筆など書かれている場合があります。
これは元々は500㎡あった敷地を300㎡と200㎡に分けたということになります。
そこで測量図を確認してみます。
確かに昭和40年に測量した記録があります。そして300㎡の方はしっかりと
面積計算されています。
ですので、元は500㎡なので300㎡を引いて残地は200㎡だということになります。
これは200㎡の方は実測していない場合が多々あります。
単純に引き算しただけの残地計算値となります。
元の500㎡は昭和47年より前の測量なので、それがそもそも正確かというと
そうでもありません。
ですので、200㎡あると思っていた敷地が実は150㎡だったなんて
よくある話なんです。
今は精密な機械を使って測量士さんが計測しますので、精度は相当なものです。
売却する場合などは50㎡違うと金額も大きく変わりますので、
注意が必要です。
公図が500分の1表記であれば精度は高めですので、それほど大きく面積が
変わることは少ないですので、公図や測量図の作成年月を確認することも
重要です。
6人乗りの車を購入したのに4人乗りが納車されたようなイメージです。
ですので古い図面しか存在しない場合などは、売り手側も買い手側も
確認しておくことが必要と言えます。
実際には測量費もかかることなので、しっかりとお話合いする必要があります。
不動産は関われば関わるほど奥が深く楽しいものです。
是非楽しみながら購入や売却を進めていただければと思います。
暑さに負けずに頑張りましょう。
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