最近X(旧Twitter)発信で、あるメーカー展示場での施工ミス(ネジ飛び出し)があったという投稿が話題になりました。
私も実際に写真を見ましたがミスと言えばミスと言えますが、構造躯体に関わるような
部分ではなく内装部分での施工ミスだと推測されます。
人間がやることなので、完成度にはムラが出る時もありますね・・・。
ユーザー側からすれば、夢に見たマイホーム検討している中で何だこの施工は・・・
と思った気持ちも理解できます。
メーカー側からすれば確認ミスではあるが、ここまで大きく拡散される内容か・・・?
と思う気持ちも理解できます。
住宅販売を経験してきた立場からしますと、色々な現場で今回のようなレベルのことは
よく目にしてしまいます。
まだ見える部分でよかったです。
これが見えない構造部分ですと強度にも影響がある場合がありますので。
尾ひれとしては名誉棄損だ、不法侵入や、個人情報管理がどうとかのお話もありましたが、
そこはちょっと話は膨らみすぎかと思いますので触れないでおきます。
今回の投稿場所は是正は容易にできますので、大きな問題ではないです。
是正できない場所であれば問題ありなのは当たり前で、そこをユーザーがどうチェックしていくシステムがあるかないかの方が重要です。
いわゆる『見える化』です。
以前からブログ内で書かさせていただいていますが、木造住宅は2階建までの基準が相当
緩いので、残念ながら見えない部分では非常に多く起こっています。
私自身も目を覆いたくなるような施工現場を幾度となくみてしまっております。
今回の件でも大きな話題にはなりましたが、これが構造躯体などでの投稿であれば
もっとすごいことになっていましたね・・・。
そう考えるとこのレベルでも訴訟するぞという姿勢は、もっとすごい部分を投稿したら
大変なことになるぞという警告かしらと思ったり思わなかったり・・・。
ま、色々とありますが日々前向きに頑張りましょう。
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