先日ある土地についてのお問合せをいただきました。
結構近くにお住まいで、場所などはわかっているとのこと。
道路後退や建てられる建物面積などのご質問がありました。
最後に・・・
固定資産税評価額よりも単価が高いから評価額くらいにならないかと・・・。
結論なりません。
何か告知事項がある場合は別ですが。
固定資産税評価額や相続税路線価などは低めの設定がされていますので、0.7や0.8で割り戻します。
例えば評価額が10万円/㎡であれば、10万円÷0.8=12.5万円/㎡となります。
200㎡(約60坪)の土地の場合は、
評価額ベースでは10万円×200㎡=2,000万円
割戻しベースでは12.5万円×200㎡=2,500万円となります。
ここですでに500万円の差がでます。
さらには防災マップはどうか、日当たり、道路幅などなど加点・減点ポイントなどが
追加されます。
そして周辺売買相場単価なども加味します。
例えば近くに教育機関がある、大型商業施設がある、駅やバス停にちかいなどがありますと
ポイントはアップします。
ですので評価額はあくまで当初の指針にはなりますが、売買金額がそれに則した金額に
なることはまずありません。
売主様のご希望もありますので全てのご希望にはお答えできませんが、
ご相談させて頂くことはできますので、何かありましたらご相談ください。
逆に場所的に少し安いなと感じる土地がある場合のあるあるですが、
・建築条件が付いている
・ライフラインが入っていない(例えば下水道引込がないなど)
・告知事項有
・ハザードレッドゾーン該当地
・接道幅員が狭い
などがあげられます。
特に建築条件が付いている場合は、建物である程度調整ができてしまうかも?ですので。
不動産屋販売で条件付きの場合は今話題のキッ○バックがあるかもですね・・・。
下水道・都市ガス追加施工、キッ○バックで250万円~300万円になるとしますと、
1,500万円の土地は1,800万円となっているかもしれません・・・
(都市伝説かもですが・・・)
とにかく今は建築条件なしの土地が好まれる時代ではありますが、なかなか少ない状況には
ありますので、結局は条件付き購入のパターンを選択せざるを得ないかもしれません。
その場合は少しご注意ください・・・。
寒さが一段階アップしましたので、お気をつけください。
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