昨日は新築建売などをご案内させていただいた一日でした。
気温も高く暖房など一切つけずで屋内も暖かいため、建物への印象も勝手にアシスト
してくれました(笑)
平屋・動線・無垢材・収納充実・ミーレドラム式洗濯機付など、見所盛りだくさんです。
味がある中古物件リノベーションも良く、最新の部材を利用した新築もまた素敵です。
築10数年の物件売却のお話をいただいたのですが、当時の土地購入金額は現相場の
約6割だったようです。
土地がおよそ1.5倍、建物価格も当時の1.5倍ほどになっている現在で、給与はそれほど
大きく上がっていない現状があります。
その分奥様が働きに出る共働き世帯が多くなり、そういったご家庭の世帯収入は増えているかもしれませんが、限られた時間の中で家事・育児などの負担は倍増しているかも
しれません。
唯一の救いは10年前より借入金利が大きく下がっていることです。
一方、日本の税収は10年前と比較すると1.3倍となっています・・・。
これは最近よく聞く103万円の壁の影響なども大きいかと思います。
物価高騰の中、世帯で一生懸命働いて何とか生活を維持している家庭がものすごく
多いことも事実です。
そういう現実から初期費用を抑えたいお客様が多いことも事実ですが、
初期費用を抑える=修繕費用が増えるにつながります。
そういう現実と、上がったと言っても十分低金利な現状を踏まえますと、
ある程度しっかりとした不動産選びが重要になってきます。
数十年間で補修費も含めていくらになるのかをしっかりと考えた上で
ご判断いただければ、長い目で見てのご満足度はあがると思います。
探し始めたタイミングで良い物件に出会えるかもご縁ではありますが、
色々とみつつ、かつ色々と見すぎずくらいの感覚でお探しいただければ
着地が見えてくると思われます。
何かと迷いがでるのは当然ですが、そういう時こそフラットにお話しできる
不動産屋にご相談ください。
寒いですが、お気をつけてお過ごしください。
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