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査定。


『何としてもこれくらいの金額で』

『残債額を何とか上回りたい』

『知り合いがこのくらいの価格で売れる

 のではないかと言っていた』


理由は様々ですが、皆様ご自身の物件への愛着もありますので、人が何と言おうがこれくらいで!!との思いは当然だと思います。


【実際に周辺物件は売れているのか】

ここは大切なポイントです。当然ながらここが売れた、あそこが売れた、そっちはまだだみたいな話はいくらでもございます。


全部鵜呑みにしては大変な事態に陥ります。

期間はどれくらいかかったのか、最初の売出より1割減、2割減で売却したのかなどなど、見るべき点はたくさんあります。


最近軽井沢や佐久の方にもよくいかせていただくのですが、一部価格崩壊が起こっているかのような状態です。

場所によってはとても手が出せない単価がでているという状態です。


でも売れているんですね・・・、これが。


理由は長野在住ではないお客様が購入しているからです。

大都会関東圏の方々が積極的に購入いただいるケースが多い事実があります。

東京の単価からすればそれほど変わらないか、むしろお値打ちに見えてしまう物件なのかもしれません。


普段触れている数字の違いも影響していることかと思われます。


東京はアパート家賃20万円、長野は7万円。これは意識の差がでますよね。


私のお話させていただいているお客様も、軽井沢で探してみたものの、想像を遥かに超える値段、場所もそこでそんなにするんだ?といった印象で諦めたとおっしゃられておりました。


これは避暑地軽井沢だからのお話です。


【リゾート地でない場合はどうなのか】


ここはかなりシビアになります。

理由としましては、最近工務店さんの建売分譲がかなり増えておりまして、長野市街地でも3,000万円前半で新築(土地+建物+諸費用)が購入できてしまいます。


土地50坪、建物33坪くらいが多いパターンでしょうか。


そうしますといい意味で何か特徴のある物件以外は、よい値付けはしにくくなります。


その値段だったら新築買えるじゃんとなってしまいますので・・・。


むしろじわじわと下げていきますと、まだ下がるんじゃないかと足元を見られることが考えられます。


正解はないですが、長期戦に持ち込むとデメリットが多くなってきますので、売却を真剣に考えるのでありましたら短期売買できる価格設定が重要かと思います。


皆様色々な想いがあって当然ですが、無理のない価格設定で円満に売買できればベストですね。


車でさえ下取りに出すと考えると寂しいものですが、自宅や所有地となりますと、もっと寂しい思いになるはずです。


かといってその感情移入をしすぎると難しくなってしまいますので、ちょうどよいバランスで価格設定をしていただければ幸いです。


自宅・ご所有地などの売却をお考えの際は、まずはご相談しながらになりますので、お気軽にお申し付けください。






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