諸々。
- あがたまち不動産株式会社
- 4月9日
- 読了時間: 3分

春です。
信州もそう言えるくらいの気候になってきました。
善光寺のニャン達も新年度から積極的に出てくるようになりました。
写真のニャンはよく見ると右耳が欠けています。
今朝一緒に走ったうちの子供が『パパ、耳がちょっとだけないよ』と。
私は気づいていなかったですが、子供の観察力はすごいなと改めて感じました。
善光寺には何匹かにゃんがいますので、喧嘩でもしたのでしょうか・・・。
キツネさんもいますので、色々な闘いがあるのかもしれません。
人間も世界を見渡せば紛争が起きているので、ニャン達も仕方ないのかもしれません。
最近は腰を痛めたり、腰をかばうフォームで足を痛めたり、花粉にやられたりと
なかなかハードな日々です。
今日に限っては頭痛がひどかったので、葛根湯をしっかり飲んで治しました。
何かあれば葛根湯は効くなとしみじみ思った次第です。
ある業者さんとお話しましたが、不動産の流れはだいたいどこも似ています。
良い時もあれば良くない時もあり、その流れはどこも同じような時期なんだなと
改めて感じた次第です。
サイトなどを見ていますと築浅の中古物件の流通が増えています。
転勤・ご家族関係などの理由はありますが、ローン支払いが難しいケースも
散見されます。
40年ローン50年ローンもありますので、30年ローンに比べますと支払額は抑えられているように思いますが、その分大きな金額を借り入れてしまうケースも多く感じます。
先日も書きましたが、建物が50年間持てばよいのですがそうはいきません・・・。
30年スパンで考えますとリフォームや手直し、設備の入替などで1,000万円近くかかる場合も
多々あります。
そうしますと4,000万円借りたローンは完済までに元手が5,000万円近く必要だと言えます。
利子も含め、ローン控除なども加味して5,500万円ほどはかかる計算となります。
そういった予想図も描きながらご予算組を考えることが必要と言えます。
ここまで考えた上で初めて賃貸と持ち家論争の分岐点に立てたかなと。
長野で例えれば家賃8万円×40年≒4,000万円です。
持ち家で5,500万円必要と考えますと、おおよそ1,500万円程差が出ます。
資産と考えるのであれば、お子様たちがそこを建替えて2世帯住宅にしたり、
賃貸に出したり、売却するなどの方法があります。
そうすると世代を超えての資産的メリットはあると思います。
一方賃貸の場合は計算上の数字は出ますが、今後の高齢化社会を考えますと
果たしてずっと賃貸に住めるか=無理だろうという図式になります。
孤独死や自然死が増えてくる中で、賃貸物件の制約も年々厳しくなります。
そうなった時には施設に入ったりする必要も出てくるかもなので、より費用が
かかる可能性が大きいです。
首都圏在住ですと購入時で地方の1.5倍以上の借入が多くなるので、より賃貸が
現実的かと思います。
老後は地方の実家へとお考えの方も多いかと思いますが、空き家になって数年経つと
設備などは故障が多くなります。
ですので、首都圏にいる現役世代の間は賃貸に出して老後の資金形成に努める
という考え方も大切です。
人が住んでいれば窓も開けますし、水道管凍結リスクなども低くなり、
家賃収入もありでメリットは大きいです。
デメリットは契約内容によっては期限が来ても退去しない借主もいる可能性が
ありますので、契約締結方法を間違えないようにすることが大切です。
ご自身やご家族の資産をどう活かすか、そして将来はどこでどう過ごしたいのかを
真剣に考え、メリットの多い方向性へ踏み出していっていただければと思います。
当社は貸さずに管理だけ、賃貸管理、売却相談もお受けできますので
必要ありましたらご相談ください。
春を満喫したいと思います。
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