
「床から天井までの窓が欲しい!」
「コーナー部も窓にしたい!」
「とにかく窓は大きくしておきたい!」
などなど、窓に関しては最近主にメーカーが取り入れている大開口サッシに憧れを持つお客様が増えているように思います。
なんだかとっても素敵ですよね。
【窓はとにかく大きくしておくべき?】
結論は建てる場所によるです。
三方が住宅に囲まれているのかどうか、隣棟間隔はどれくらい保たれているのか、近くにマンションなど見下ろされるような建物はないのか、など次第でもあります。
囲まれながらもとにかく大きな窓にしたい!という場合は、植栽や塀で目線を外したり、軒を深くしたりなどの対策もできますのでご安心ください。
【窓量と壁量のバランスは?】
自宅を建てられると、人生で一番長い時間を過ごされるのがLDKになると思います。
とにかく窓・窓・窓としてしまいますと、意外に家具の配置に困ったりします。
家具って後ろに壁が欲しいですよね。ポツンと置けるタイプの家具もありますが、
よっぽど広い家でなければお子様にも危険ですし、大人も足の小指を打って悶絶する日々が連続する可能性があります。
ですので、ある程度の壁もしっかり残してあげることをお勧めいたします。
既製の収納は便利ではありますが、少しやぼったいところもありますので、素敵な家具を置けるような壁を残しておいてあげることも大切です。
あとは耐震ですね。窓が多い=壁が少ないになりますので、しっかりと構造計算をしないと危険な家が建つ可能性があります。
これはどこに行っても耐震等級3と書いてありますが、実は・・・
(ここに関して詳しいご説明をお聞きされたい方は、個別ご連絡頂戴できればと思います)
【引違い窓 or FIX窓】
窓もこの2種類に限らず多種多様な陣容です。
何でもかんでも大きな窓というわけではなく、その敷地から見える最高の景色の窓はFIX窓にしてみて、窓が額の役割を果たすような設計も素敵だと思います。
リビングダイニングに座った時にどこに何が見えるのか、どの高さ・幅の窓が一番きれいに見せられるのか、そんな提案をしてくれる業者さんに出会えるといいですね。
高さ・見え方なども考慮せずに画一的なプランをただ持ってくるようであれば・・・。
毎日の生活で触れないことがない窓ですので、それぞれのお気に入りの空間が作っていけるように、土地選びの段階から窓まで考えながら進めていかれると楽しい土地選び、家づくりにつながっていくと思います。
今日は比較的穏やかな気候ですので、しっかり一日頑張りましょう!!
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