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地盤。


写真は左がお豆腐・右が粘土です。

わかりにくくてすいません。


長野市周辺は大半がお豆腐地盤です。

犀川・千曲川という一級河川がこれだけ至近距離に位置しておりますので、浸透度合いからみましても、軟弱地盤が多くのエリアを占めます。


例えば・・・

浅川・赤沼・長沼・檀田・稲田・吉田・上駒沢・南長池・箱清水・高田・栗田・川中島・篠ノ井などなど、水関連の地名はキリがないくらい出てきます。


新築の住宅は地盤改良たるものを実施するケースが大半です。(必要あればですが)

一方中古住宅はどうでしょうか。


築30年、40年の建物をリフレッシュしている物件は多数あり、受け継ぐといった意味ではよいことですが、大半の建物がお豆腐の上にそのまま建っている状態です。


もう冷奴は寒い季節ですが、写真のようにお皿にお豆腐を乗せていただき揺らしてみてください。結構プルンプルンと揺れると思います。


いわば地面ですと波打つわけです。

この上にいくら頑丈な建物が建っていようが、倒壊は一瞬です。


次に粘土です。お皿に乗せることはないでしょうが、一度お子様の粘土を揺らしてみてください。プルンプルンとはならないはずです。


いわゆる地盤改良した状態が粘土です。もちろん地盤改良必要ない場所もありますので、元から粘土系であればそれは安心です。


【中古住宅とマンション】

ここが中古物件選びの怖いところです。見た目はいくらでもリフレッシュ可能です。

実際に見学に行かれて、キッチンがどう、お風呂がどう、トイレがどう・・・みたいな話はいわばどうにでもなるわけです。


でも地盤はかえられますか?


最近中古物件のご案内を多数させていただき、皆様プロ並みの目線で設備を見て、外観を見て、立地を見て、ご自身のお金の算段に合う物件探しになられています。


選び方の本質はそこではありません。

もちろんですが、上記の部分もとても大切な要素ではあります。


そういった選び方はマンション選びの場合だけはオッケーです。マンションは建築時の規制が住宅の比にならない基準が設けられていますので、見た目だけを食い入るようにみてご判断ください。


災害に関しては建築業者は免責です。

契約書にも書かれています。それは仕方ないですよね。隕石が落ちてくる災害もあるわけですから、そんな場合も保証しろというのは無理な話です。


私は住宅も長く携わってきたので、中古物件をご案内させていただくお客様のお考えとは最初はギャップは生じてしまうでしょうが、そこをきっちりお伝えするようにしております。


明らかに危ない物件は受任しない方針も固めています。

大半のお客様がお子様とのお住まいを求められておりますので、かわいいお子様を有事の際には守ってあげられる物件である必要がるあると思っておりますので。


この金額であればとおっしゃる方もいらっしゃいますが、作り、強度、素材が違う中での金額比較は無意味です。


もちろんできることできないことありますが、できる範囲内でありましたらご希望に添えるように尽力はさせていただきますので、ご安心ください。


エアコンを付ければ乾燥する、乾燥を嫌ってエアコンを消せば寒くて仕事にならないという苦悩と闘いながら今日も頑張ります。





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南国。

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