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湧き水。



土地購入して新築建築後に庭から湧き水が出てきたという記事を読みました。


最初は雨水かなと思っていたそうですが、晴れの日でも水たまりができる日が

続いて気付いたということです。


建築前には地盤が強くないのでと100万円かけて地盤改良したそうです。

そこまでしたのに・・・と怒りを覚えますとコメントされておりました。


個人的見解をお話しますと、

・地盤改良施工時にある程度わからなかったのか

・地盤調査段階で水位線が高い位置にあることは認識していなかったのか

・周辺の敷地はそういった事例はなかったのか

・大型枡設置などの方法はなかったのか

などがポイントのように思います。


私も住宅に長く携わっておりますので、地盤調査段階で水位線や従前状況などを

加味した上である程度の判断はつきます。


が、しかしイレギュラーな事案も多い事実もあります。


正直見た目だけではわかりませんし、四六時中監視しているわけにもいきません。


湧き水対策は出来たと仮定しましても、湿気は多く基礎や土台が心配にはなります。

白アリさんも怖くなりますね。


私は結構雨や雪の日に敷地や現場を見るようにしています。


側溝の流れ具合や水のはけ具合などがよくわかりますので、悪天候時の現場確認は

一番わかりやすい方法です。


湧き水は非常に判断が難しいので、完全なる瑕疵とも言い難いのかなと思います。


レアケースかもしれませんし事前にしることも難しいですが、

土地見学や地鎮祭時などには何もなかったのかな?と気になるところです。


いきなり湧いてくるとも考えにくいですので。


特に狭い土地は更地の場合は雨や雪を地面全体で吸収してくれますが、

建物が建ってしまうと吸収する面積が極端に狭くなりますので、雨水処理しきれない

ケースもでてきます。


勾配、桝設置などなどしっかりと対策を練れるような計画を立てながら

進めていただければと思います。


寒暖差が大きい日が続きそうですので、体調管理にはお気をつけください。











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